北海道駒ヶ岳
 
海道駒ヶ岳全景 南側から 2010 年 6 月 22 日 稲葉千秋撮影

 
[ 概要 ]
 
※以下は気象庁からの引用です。
 北海道駒ヶ岳火山は、10万年前より以前に活動を開始した安山岩質(SiO2量は58.1〜61.2 wt.%)の成層火山である。 約4万年前までに溶岩や火砕物を噴出し、円錐形の成層火山を形成した。その後、3回の噴火活動期が認められ、複数回の山体崩壊と爆発的噴火を繰り返している。 現山頂部には西の剣ヶ峯、北の砂原岳、南の馬の背・隅田盛で囲まれた直径約2kmの火口原がある。この火口原内には、数個の小火口があり、1942年噴火では、昭和4年火口を通って長さ約1.6qの割れ目を生じた。1996年の噴火では昭和4年火口の南側に長さ約200mの火口列を生じた。

 
[ リンク集 ]
 
当火山から160km圏内の原発 [ 泊原発 ]
当火山から160km圏内の原発 [ 大間原発 ]
当火山から160km圏内の原発 [ 東通原発 ]
当火山から160km圏内の原発 [ 六ヶ所再処理工場 ]
Wikipedia(北海道駒ヶ岳)
北海道駒ヶ岳 - 気象庁
日本活火山総覧(第4版)Web掲載版 北海道駒ヶ岳 (PDF) - 気象庁
日本の火山 北海道駒ヶ岳 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
国土地理院地図 北海道駒ヶ岳

 
[ 概要2 ]
 
・以下は「日本の火山噴火」(※)からの引用です。
 
 北海道駒ヶ岳は北海道森町、鹿部町、七飯町にまたがる活火山である。噴火前に大規模な岩屑なだれを起すことがあり、将来もし噴火したら以前よりもはるかに大きい災害になる可能性が高い。
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 北海道駒ヶ岳は北海道森町、鹿部町、七飯町にまたがる、現在の標高1131mの活火山である。名前に「北海道」を冠するのは、ほかに全国に多数ある同名の山と区別するためで、地元北海道ではたんに駒ヶ岳と呼ばれている。
 山麓には、この火山の噴出物がせき止めた湖である大沼、小沼などの湖沼や湿地がある。山麓一帯は函館港の開港後の明治時代からリゾート地として親しまれていて、1958年に大沼国定公園に指定された。
 気象庁の「常時監測火山」の1つで、噴火警戒レベルは2007年に気象庁が初めて導入して以来、1のままである。なお山頂部の剣ケ峯部分(標高900m以上)の入山規制は、2010年6月以来継続され続けている。(後略)
 
※「日本の火山噴火」(島村英紀著:秀和システム:2017年4月1日)

 
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