[2013_07_01_02]東日本大震災〜宮城県環境生活部の活動記録〜_第4章第1節 東北電力株式会社女川原子力発電所に係る対応(宮城県2013年7月1日)
 
参照元
東日本大震災〜宮城県環境生活部の活動記録〜_第4章第1節 東北電力株式会社女川原子力発電所に係る対応

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第4章 原子力発電所関連対策

第1節 東北電力株式会社女川原子力発電所に係る対応

1 初動時の情報収集等の対応

 地震発生後、原子力安全対策室(現原子力安全対策課。以下同じ。)では、直ちに、女川原子力発電所の状況について、東北電力株式会社(以下「東北電力」という。)から報告を受けた。女川原子力発電所周辺の環境放射線の異常の有無について確認を依頼し、環境放射線監視システムの確認結果から異常がない旨の報告を受けた。
(中略)

4.東北電力株式会社女川原子力発電所に係る対応

(1)女川原子力発電所の被害及び発電所での対応
 女川原子力発電所は、地震の翌日までには全号機とも冷温停止に至ったが、地震により高圧電源盤の火災が、また、津波により重油タンクの倒壊や非常用ディーゼル発電機・原子炉補機冷却水系等の一部機能喪失の被害が生じた。一方、通常は核物質防護の観点で外部侵入者を厳しく規制しているが、津波により発電所周辺の集落が破壊されていたため、発電所周辺の住民に対し発電所周辺の集落が破壊されていたため、発電所周辺の住民に対し発電所体育館を避難所として開放し、住居を失った住民を受け入れた。



女川原子力発電所の被害の写真(重油タンク倒壊、高圧電源盤の火災の写真)

(後略)
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