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うそ会見強要で自殺と提訴 動燃次長の遺族が賠償請求

 高速増殖炉原型炉もんじゅのナトリウム漏れ事故をめぐり、動力炉・核燃料開発事業団(動燃、現核燃料サイクル開発機構)のビデオ隠し問題の内部調査中に自殺した総務部次長、西村成生さん=当時(49)=の妻らが「自殺したのは会社にうその記者会見を強要されたのが原因」として、同開発機構に約1億4800万円の損害賠償を求める訴訟を13日、東京地裁に起こす。  西村さんは事故の約1カ月後の1996年1月13日未明に自殺した。訴えによると西村さんは動燃が事故直後の現場を撮影したビデオを当初公開しなかった問題の内部調査を担当。自殺前日の記者会見では、本社がビデオ隠しに関与していることが判明した時期について、調査結果よりも約2週間後の「1月10日」とうその説明をした。  遺族側は、西村さんが重要な会見で自分の判断に基づいた発言をすることは考えられず、動燃が虚偽発表を指示したと指摘。内部調査や記者会見の発言強要などで西村さんを精神的に追いつめたと主張している。

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