【記事16951】新幹線脱線 揺らぐ”安全神話” 防災対策の練り直し急務 脱線は想定外 危険と隣り合わせ(デーリー東北2004年10月24日)
 

※以下は上記本文中から重要と思われるヶ所を抜粋し、テキスト化したものである

 新潟を中心に23日夕、各地を襲った強い地震は、震度6を短時間に4回も観測。新幹線が開業以来初めて脱線する異常事態を招き「地震が来ても大丈夫」とされてきた”安全神話”が大きく揺らいだ。阪神大震災から来年で10年。地震列島に防災面の課題を突きつけた。(中略)
 全国の活断層で地震が起きる確率を評価している政府の地震調査委員会は13日、今回地震が起きた地域を含む「長岡平野西縁断層帯」の発生確率を発表したばかり。
 新潟市沖合から同県小千谷市にかけて南北に延びる複数の断層で構成される断層帯全体が活動した場合、マグニチュード(M)8程度の地震となるとし、発生確率は今後30年以内に2%以下と指摘。一見、少ない確率の様だが、国内の活断層の中では「やや高い」と結論付けられた。(後略)

※上記本文に関連する長期評価のサイト

KEY_WORD:CHUUETSU_:新潟県中越地震:直下型地震:政府の地震調査委員会:長岡平野西遠断層:梅田康弘京大防災研究所教授:地震防災対策強化地域判定会長の溝上恵・東大名誉教授: