【記事17050】分析 新潟中越地震 地震に強い社会作りを 専門家に聞く 大竹政和・地震予知連絡会会長 要注意の空白域で発生 「予知できない」のが現実 阿部勝征・東京大地震研究所教授 村上處直(すみなお)・防災都市計画研究所代表 防災情報の一元化したい 広井脩・東京大大学院教授(災害社会学) 夜間の情報収集態勢の整備を 教訓生かされ限られた被害 阪神大震災で目立った高架橋倒壊なく 余震が多いのはなぜ? 「震源浅く断層面が複雑」(毎日新聞2004年10月25日)
 

※以下は上記本文中から重要と思われるヶ所を抜粋し、テキスト化したものである

 新潟県中越地震は、95年の阪神大震災に起こった国内の地震としては、最大の被害をもたらした。中越地震は活断層が多く存在し、マグニチュード(M)7クラスの地震が発生する可能性も指摘されていた。阪神大震災の経験は防災対策に生かされたのか。今後の対応はどうあるべきか。地震学や災害対策の専門家に聞いた。(中略)

大竹政和・地震予知連絡会会長
要注意の空白域で発生 (中略) 東北大などのグループが02年、日本海東縁の断層を詳しく調べ、「ギャップD」と呼ばれる今回の地域を含む4つの空白域を、「近い将来に地震が起こる可能性が高い」と指摘していた。
 しかも、プレート境界で大地震が起こる間隔がだんだん短くなってきていた。地震調査委員会でも日本海東縁の地震を検討したが、やや過小評価だったのではないか。
 ギャップDでは最大M7.3程度の大地震が起こると予想していたが、今回は最高でもM6.8だったので、まだエネルギーが残っている可能性が高い。(後略)

※上記本文に関連する長期評価のサイト

KEY_WORD:NIHONKAICHUBU_:HOKKAIDOUNANSEI_:IZUHANTOUOKI_:TOTTORI_:HANSHIN_:CHUUETSU_:KASHIWA_:信濃川地震帯:北米プレート:ユーラシアプレート:逆断層型:日本海中部地震:北海道南西沖地震:フィリピン海プレート:褶曲:隠れた未知の断層:鳥取県西部地震:阪神大震災:ひずみ集中帯:プレート境界地震:災害は時なし、場所なし、予告なし:伊豆半島地震(1974):関口秀雄・京都大防災研究所教授(地盤工学):山本雅博・気象庁地震津波監視課長:井合進・京都大防災研究所教授:石原研而・中央大教授:阪神大震災:地震調査委員会の津村健四朗会長:安藤雅孝・名古屋大教授: