[2024_12_01_02]反核燃巡り議論 青森でフォーラム(東奥日報2024年12月1日)
 
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反核燃巡り議論 青森でフォーラム

 04:00
 反核燃の青森フォーラムが30日、青森市のリンクモア平安閣市民ホールで開かれた。高レベル放射性廃棄物の行方、核燃料サイクルをテーマに議論。「青森県を核のごみ捨て場にしない!」と訴えた。
 市民団体「核のゴミから未来を守る県民の会」、原子力資料情報室主催。パネルディスカッションでは、県内外で反対運動に関わる8人が「サイクルの破綻・40年間の検証」と題して意見を出し合った。
 核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団代表の浅石紘爾弁護士は、再処理工場(六ヶ所村)の稼働阻止に向け、「核燃許さずの県民世論を盛り上げ、国会の場で再処理政策転換の実現へ活動を強化したい」と強調。11月に事業開始した中間貯蔵施設(むつ市)に関し、「核の中間貯蔵施設はいらない!下北の会」の野坂庸子代表は「(施設に)核燃料が入り、長い長い『見守り』が始まった。(貯蔵期間の)50年間、誰が見守り、それを次の世代にどうつなぐか。これからが活動のスタートだ」と述べた。
    (佐々木大輔)
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