[2022_02_03_05]環境大臣から元首相 5 人に出された抗議文に反論します_プレスリリース(原自連(原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟)2022年2月3日)
 
参照元
環境大臣から元首相 5 人に出された抗議文に反論します_プレスリリース

 2022 年 2 月 3 日 環境大臣から元首相 5 人に出された抗議文に反論します

原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟
会 長 吉原 毅
幹事長 河合 弘之
幹 事 近江屋 信広
事務局次長 木村 結
先日、原自連が事務局となって EU タクソノミーに原発を含めないようメッセージを送りました。その文章について環境大臣から抗議文が届きましたので経緯をご説明し、原自連の反論を添付します。

 <経緯>1 月 27 日(木)日本外国特派員協会にて記者会見 (小泉純一郎、菅直人元首相臨席)FGGJ(日本外国特派員協会) YouTube映像

 声明文は、添付資料参照。英文などは 原自連サイトに掲載

 2 月 1 日(火)環境省環境保健部長の神ノ田氏から電話で、「5人の元首相のメッセージが国会の場でも問題になっているので、文書を送りたい」と言ってきました。
 その後、原自連宛に文書が環境大臣名で送られてきました。担当者は大臣官房環境保健部 放射線健康管理担当参事官室 重田秀之(添付資料1)環境省とは、国民の健康につながる環境を守るための部署なのに、なぜ原発や放射線問題になると企業の味方になるのでしょうか。とても残念に思います。

 環境保健部長神ノ田氏からの直後、Twitterで当団体の木村結の個人アカウントに石井孝明という人物からメンションが貼られ、私たちを誹謗するメッセージがきました。甲状腺がんを甲状腺問題というなどと言い換えるなど、問題を小さく見せようとしているようですが、もっと子どもたちの健康を重視すべきではないでしょうか。

 細野豪志氏が、自身のTwitterで産経新聞のニュースを元に何度もツイートを繰り返しています。 細野氏のTwitterの固定ツイート(1月14日固定)では、「豪志スピリットとして児童虐待をなくす」とおっしゃっていますが、甲状腺がんに罹患した子どもたちへの共感や思いやりは見られません。子どもたちは原発事故によって虐待を受けているのがわからないのでしょうか。事故当時民主党政権で事故対応に当たっていた同じ人物とはとても思えません。

福島県保健福祉部県民健康調査課と名乗る方から福島県知事からの抗議文が届きました。
 名前を名乗らず、メールにも名前がありません。堂々と名乗れない事情があるのでしょうか。

 高市早苗氏も発言されました。テレビでもコメンテーターが発言しているようです。
 みなさん余程、放射能汚染や被ばくを認めたくないようですが、実際に被爆し病になっている人々がいるのです。そのことを知っていただくためにも議論が高まることを願っております。
 是非、報道機関のみなさまもこの議論に関心を持って、大いに紙面を割いてくださいますようお願いします。

                                     以上
(問い合わせ先:原自連 木村結 090-6183-3061 03-6883-3498)
KEY_WORD:福1_甲状腺がん_: