[2022_02_15_01]中国初の原発、秦山原発の運転期間を20年延長 中国最大の原発・泰山原発で最初の延長運転 人民網日本語版より紹介 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)(たんぽぽ舎2022年2月15日)
 
参照元
中国初の原発、秦山原発の運転期間を20年延長 中国最大の原発・泰山原発で最初の延長運転 人民網日本語版より紹介 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

  
◎ 中国が初めて独自に設計し建設した原発、秦山原発が15日、「安全発電30周年」を迎えたという。
 秦山原発1号機が12月15日午前0時15分に、運転開始から30周年が経過した。
 国家原子力安全局や国家エネルギー局などの部門の承認を経て、秦山原発1号機の運行許可証の有効期限が2041年12月15日まで延長された。
 これによりさらに20年、運転延長が認められたという。中国青年報が伝えた。

◎ 秦山原発は1991年12月15日午前0時15分に送電に成功し、中国で最初の原発として稼働した。
 これで中国は、原発を独自に設計・建設できる世界7番目の国になったとしている。

◎ 秦山原発の耐用期間の初期設定(設計値ということか?)は30年で、今年でちょうど30年目。
 累計発電量は6900億kWhを超え、二酸化炭素排出削減効果は6億5300万トンという。
 秦山原発環境緊急処置所の観測技術者は、「私たちはこの30年にわたり環境観測を続けてきた。現在の環境水準は当時とほぼ変わっていない。秦山原発の建設と発展において、水、土壌、大気、海産物などが環境放射線観測のサンプリング対象となっている」と述べた。
 秦山原発では現在、9基が稼働中で設備容量は計660万kW、年間発電量は約520億kWh。中国で現在、最も多くの原発が稼働している立地点である。
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