[2022_02_23_02]小学校跡地に「産業団地」 福島・南相馬の小高区、廃校舎解体し整備へ(福島民友2022年2月23日)
 
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小学校跡地に「産業団地」 福島・南相馬の小高区、廃校舎解体し整備へ

 南相馬市は同市小高区飯崎地区で、閉校した小学校の敷地などを活用し新たな産業団地を整備する。門馬和夫市長が22日の定例記者会見で発表した。
 市によると、産業団地の面積は約4ヘクタールで2024年度の利用開始を目指す。昨春閉校した金房小の校舎を解体、隣接する運動場とともに活用する。場所は常磐道に近く、小高スマートICの設置が計画されていることから、物流促進による産業活性化が期待される。
 市では、ロボット関連などの企業進出が進み、工業団地の空き区画が逼迫(ひっぱく)している。このため、今回のほか、小高区と浪江町にまたがる、旧浪江・小高原発建設予定地、JR小高駅東側の国道6号沿いにある農地の2カ所にも産業団地の整備を検討している。
 市は3月市議会に、学校の解体設計などの事業費3900万円を盛り込んだ新年度一般会計当初予算案を提出する。
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