[2022_02_15_05]住民投票条例案否決に市民団体が疑問の声 島根原発再稼働の是非を問う住民投票実施求める 松江市(日本海テレビ2022年2月15日)
 
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住民投票条例案否決に市民団体が疑問の声 島根原発再稼働の是非を問う住民投票実施求める 松江市

 島根原発再稼働の是非を問う住民投票の実施を求め署名活動を行ってきた松江市の市民団体は、条例案が市議会で否決されたことを受け、15日に会見を開き議会の判断に疑問の声を投げかけた。
 15日の朝、松江市役所には、臨時市議会の開会を前に住民投票条例の制定を求め署名活動を行った市民団体のメンバーが集まった。15人のメンバーはプラカードを手に、松江市にアピールをした。
 どうする島根原発?みんなでつくる松江の会事務局 山ア泰子さん:
 「住民の声を聞いて判断するということを、松江市長も発言をしておられるので、それを実現する方法として住民投票が最善だと思う。」
 しかし、市議会での採決の結果、反対多数で条例案は否決。その後、市民団体が会見を行った。
 どうする島根原発?みんなでつくる松江の会 岡崎由美子共同代表:
 「住民の意見を聞かないという強固な意思と、一定のスケジュールにしたがって再稼働についてGOサインを出すんだ。住民の意思を無視して踏みつけにされたんだなと感じた。」
 1万1006人分の署名を集めた市民団体。その声が通らなかったとして、怒りをあらわにした。市民団体では、また新たな形で市民の声を届けることが出来るよう検討していく方針だという。
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