[2022_01_24_03]福島県と浜通りの自治体などが現地調査 原発処理水・海洋放出の安全性や環境について(福島テレビ2022年1月24日)
 
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福島県と浜通りの自治体などが現地調査 原発処理水・海洋放出の安全性や環境について

 東京電力・福島第一原発では、2023年春に原発処理水の海洋放出開始が計画されている。5号機と6号機の東側のエリアでは、放出直前の処理水が入る立坑の整備が進められていた。
 東京電力は2021年12月に、処理水の海洋放出に関わる工事を始めることについて福島県と大熊町・双葉町に了承を求めた。
 これを受けて、福島県や浜通りの自治体などで構成する『廃炉安全監視協議会』が設備の詳細や安全性を確認する現地調査を行った。
 東京電力の担当者:「目の前のところ、ここに立坑を掘って、ここからトンネルで1キロ先へ放水するというようなレイアウトになってございます」
 協議会のメンバーは、設備の津波対策などを確認したほか、東京電力に地質調査の結果などを示すよう求めた。
 協議会の専門委員:「音波探査の結果と、3本やった地質調査の結果の関係がちゃんとわかるような資料を示して説明していただかないと、どれぐらい(調査結果が)合ってたかもよくわからないということです」
 協議会の報告は、工事を了承するかどうか福島県が判断する材料にもなるため、今後も設備の安全性や環境への影響について調査が進められる。
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