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[2025_07_07_04]柏崎原発再稼働の合理性は?専門家らが市民と意見交換 脱原発目指す市民団体、新潟市で公開フォーラム(新潟日報2025年7月7日) | ![]() |
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15:30 脱原発の実現を目指す市民団体「原子力市民委員会」(事務局・東京)が3日、新潟市中央区で公開フォーラムを開いた。東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を巡り、原発事故時の避難の課題や再稼働の合理性について専門家らが講演し、参加者との意見交換も行った。 再稼働に関連した本県での政治や行政の動き、県民の思いを全国で共有するためインターネットでも同時配信し、会場を含め100人超が参加した。再稼働の是非を問う県民投票条例の制定を求めた地元市民団体の活動も報告された。 講演では、柏崎刈羽原発にも関わった元原子力プラント設計技術者の後藤政志さんが、原発事故の過酷さを指摘。影響が小さく収まる場合だけを前提とした住民避難や放射線防護の議論について「安全性と無関係な夢物語だ」と批判した。 市民委員会の大島堅一座長(龍谷大教授)は、再稼働が必要な理由とされる論理は誤りで「合理性は一つもない」と強調。原発の経済性や電気料金の低廉化、気候変動対策との関係などについて解説した。 講演後の意見交換では、再稼働の意思決定の在り方についても議論が交わされた。市民委員会側は「原発のリスクを負い、事故の影響を最も受ける県民が意思決定に参加する仕組みが必要だ」などと応じていた。 |
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