| [2025_11_21_09]増設分遠心機が稼働 最終日標の1割到達 原燃ウラン濃縮工場(東奥日報2025年11月21日) |
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04:00 日本原燃は20日、六ヶ所村のウラン濃縮工場で新型への更新を進める遠心分離機について、原発の核燃料となる製品ウランを年37・5t生産する増設分が新たに稼働したと明らかにした。生産規模は合計で年150t体制となり、地元と約束した最終目標の年1500tの1割に達した。 ウラン濃縮工場は約6年の停止期間を経て2023年8月に運転を再開。年150t体制は、100万kW原発の年間必要量に換算すれば1基分強となる。原燃によると再開から25年6月までに、実際に生産した濃縮ウランは約20tという。 工場は1992年3月に操業開始。天然ウランを核燃料として利用できるよう遠心機で濃縮する。かつて年1050t体制で稼働した時期もあるが、東京電力福島第1原発事故後、核燃料製造の需要が低迷。原燃が具体的に示している更新計画は、年450t体制までにとどまっている。 (佐々木大輔) |
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