| [2025_11_19_09]東海第二原発を今こそ廃炉へ! 11/24「東海第二原発廃炉デー大集会」へご参加を! 日本原電は東海第二原発の再稼働をあきらめ今すぐ廃炉を決めよ! 4人のお話と各地域で活動している団体からのアピール 集会後、日本原電本店へ向けデモもあります とめよう!東海第二原発首都圏連絡会(東海第二原発首都圏連絡会2025年11月19日) |
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04:00 ◎東海第二原発を今こそ廃炉へ 11月28日、東海第二原発は1978年の運転開始から47年となり、50年が目前の老朽原発です。 私たちは「廃炉デー」として、毎年、この東海第二原発の再稼働を許さず、廃炉とするほかないと、集会や行動をおこなってきています。 安全対策工事完成予定を3回も延期して、現在、来年12月に工事終了としていますが、工事全体の遅れに加えて、防潮堤建設では工事はストップ状態です。 ◎4600トンもの鋼製防護壁を支える基礎の構造変更を申請した原電 今、問題になっているのは、津波対策として最重要な防潮堤新設で、取水口の上部の防潮壁となる4600トンもの鋼製防護壁を南北2本の巨大な地中基礎で支える特殊な構造の建設工事で、施工監理もできずに欠陥工事が発生した問題です。 施工不良で出来てしまった地中壁を壊して設計通りに作り直すこともできず、外側に新たな鋼管杭を補強として作り、周辺土壌の改良と合わせて何とか、地震、津波に耐える基礎としたいという苦肉の「構造変更の申請」を規制委・規制庁に出しているものの、1年かけても説明すら終えることも出来ない状況に日本原電は追い込まれています。 ◎火災発生は中央制御室も含め2年間で12件 一方で、心臓部の中央制御室内まで含めて、ここ2年に12件もの火災を起こし、日本原電は県や村から厳重注意を受け、安全対策に努めるとするものの、根絶できない状態です。 地震・津波の危険性の高さ、設計の旧さも抱える老朽施設、人口密集地域に立地し、被ばくさせない実効的な広域避難計画など無理なこと…という東海第二の問題に加えて、事業者の日本原電自体に技術能力も、工事管理能力も、「経理的基礎」と呼ばれる財務力もないことが、ますます明らかになっています。 ◎みんなの力で廃炉の声を広げよう そんな日本原電の老朽「東海第二原発」は、再稼働どころか廃炉しかありません。 それを4人の方からのお話で確認しながら、首都圏各地の市民団体皆さんの報告・決意表明を受け、さらに、集会後の日本原電本店に向けたデモとで、廃炉に向けてのたたかいの声をあげていきましょう。皆さまの結集を呼びかけます。 (2025.10発行「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」 ニュースNo21より抜粋) |
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