[2024_07_04_06]川内1号機40年 安全管理徹底を 九電に要望 薩摩川内市と市議会(読売新聞2024年7月4日)
 
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川内1号機40年 安全管理徹底を 九電に要望 薩摩川内市と市議会

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 薩摩川内市と同市議会は3日、運転開始から40年を迎えた川内原子力発電所1号機について、安全な運転管理の徹底などを九州電力に要望した。
 川内原発1号機は1984年7月4日に運転を開始。3日で運転期限の40年となり、4日から運転延長期間に入る。6月から定期検査中で、通常運転の再開は9月下旬になる予定。
 田中良二市長と大田黒博・市議会議長は、川内原発近くの展示館を訪れ、九電の池辺和弘社長宛ての要望書を川内原子力総合事務所の大久保康志所長に手渡した。
 要望書では、安全な運転管理の徹底のほか、「国内外で新たな知見が判明した場合は、安全性の向上に向けて積極的に取り組むこと」「使用済み核燃料の処理など、核燃料サイクルの早期実現に向けて 真摯 に取り組むこと」などを求めた。
 田中市長は「原子力発電所の安全性の確保は電気事業者の責務であり、最大限の注力が必要だ。安全安心の確保等に万全を期すため改めて要望する」と述べた。
 大久保所長は池辺社長に伝えることを約束し、「今後とも安全性の確保を大前提に、安全で安定した運転に努めるとともに、地域のみなさまに丁寧な説明をして、さらに安心してもらえるよう努めたい」と述べた。
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