[2024_02_16_07]電事連 能登半島地震の原発への影響検証にチーム設置(日経新聞2024年2月16日)
 
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電事連 能登半島地震の原発への影響検証にチーム設置

 17:35
 大手電力で構成する電気事業連合会(電事連)は16日、1月の能登半島地震が原子力発電所に及ぼした影響を検証するチームを設けたと発表した。地震や津波の影響を精査し、大手電力間で共有して安全性の向上に生かす。国の原子力規制委員会による検証にとどまらず、事業者側でも独自に課題を洗い出す。
 2月2日に検証チームを立ち上げた。原子力のプラントメーカーなどが入る「原子力エネルギー協議会」も加わる。
 能登半島地震で被害を受けた北陸電力の志賀原子力発電所(石川県)で集めたデータをもとに、周辺の断層の動きや設備・機器の被害などを確認する。地震発生時の原発の安全性について新たな知見が見つかれば、事業者間で共有する。
 能登半島地震では北陸電力が志賀原発の被災情報を複数回にわたって訂正するなど、情報発信で混乱がみられた。電事連の検証チームでは情報発信の方法についても議論する。
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