[2023_07_21_01]青森 三沢基地所属 米軍戦闘機2機が美保基地に緊急着陸(NHK2023年7月21日)
 
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青森 三沢基地所属 米軍戦闘機2機が美保基地に緊急着陸

 アメリカ軍三沢基地に所属する戦闘機2機が21日午前、鳥取県境港市の航空自衛隊美保基地に緊急着陸しました。
 中国四国防衛局や鳥取県によりますと、21日午前10時半ごろ、境港市の航空自衛隊美保基地にアメリカ軍の「F16」戦闘機2機が緊急着陸しました。
 F16戦闘機は2機とも青森のアメリカ軍三沢基地所属で緊急着陸した原因はわかっていないということです。
 緊急着陸した直後に撮影された写真では滑走路上の戦闘機に自衛隊の消防車が待機している様子が確認できます。
 鳥取県によりますとこのうち1機は着陸からおよそ4時間後の午後2時20分に飛び立ったということです。
 美保基地は米子空港と滑走路を共用していて、緊急着陸の影響で滑走路がおよそ20分間閉鎖され、全日空の羽田空港とを結ぶ1往復2便に10分前後の遅れが出ました。
 アメリカ軍三沢基地のF16戦闘機をめぐっては今月10日にも青森空港に1機が緊急着陸し、アメリカ軍は、「航空機が通常とは異なる兆候を示したため、予防的措置として着陸した」と説明していました。
 アメリカ軍三沢基地所属のF16戦闘機2機が鳥取県に緊急着陸したことについて青森県には、東北防衛局から、着陸からおよそ2時間後の午後0時30分ごろに情報提供があったということです。
 青森県は今回、戦闘機が着陸した航空自衛隊美保基地と滑走路を共用している米子空港を利用する民間機の運航に一部遅れが出たことから、アメリカ軍三沢基地の司令官に対して航空機の点検や整備、また安全管理体制の確保を行うことなどを口頭で要請しました。
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