[2022_09_26_03]毎週金曜に街頭で訴えた「脱原発」 市民団体10年で500回の節目(両丹日日新聞2022年9月26日)
 
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毎週金曜に街頭で訴えた「脱原発」 市民団体10年で500回の節目

 2011年3月11日に発生した東日本大震災による福島第一原子力発電所事故を受けて、京都府福知山市で市民らが10年間にわたり、毎週金曜日に脱原発を訴える街頭活動を福知山駅そばの駅南口交差点付近で続けている。23日で500回の節目を迎えた。
 市民らで作る原発反対金曜日行動宣伝隊が主催し、福知山地方労働組合協議会が共催。活動は金曜日だった2012年7月6日午後5時30分に始め、以降同じ時間帯に7、8人が「原発再稼働STOP」と書いたプラカードなどを持って脱原発の必要性を訴えてきた。
 当初は3カ月程度で終える予定だったが、政府が原発政策を抜本的に見直さないことで、活動を継続。場所は通学路で中高生の往来が多く、賛同して一緒に立ってくれた中学生もいたという。
 23日は10人が参加した。福知山地労協の奥井正美議長は「福島の惨状を忘れてはいけない。これからも声を上げてアピールしていく」と話していた。
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