[2022_04_12_01]処理水放出関連430億円見通し 福島第1原発、東電が見積もり(共同通信2022年4月12日)
 
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処理水放出関連430億円見通し 福島第1原発、東電が見積もり

 東京電力は12日、福島第1原発の処理水海洋放出の関連費用が、2021〜24年度の4カ年で計約430億円に上る見通しだと明らかにした。費用全体の見積もりを示すのは初めて。経済産業省は同日、廃炉や汚染水対策にかかる費用として、22年度に2376億円を支出するとの東電の資金計画を承認した。
 東電によると、約430億円のうち、新設する海底トンネル本体工事や、トンネル入り口に当たる立て坑などの準備工事にかかる費用は約350億円。その他は、放射性物質のモニタリング(監視)設備の設置費用が約30億円などという。
 政府と東電は、23年春ごろの海洋放出開始を目指す。
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