[2021_12_14_02]燃料タンク投棄問題 東北防衛局長が深浦町長らと面会(NHK2021年12月14日)
 
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燃料タンク投棄問題 東北防衛局長が深浦町長らと面会

 アメリカ軍三沢基地のF16戦闘機が飛行中に燃料タンクを投棄し、青森空港に緊急着陸したトラブルで、東北防衛局の市川道夫局長は県庁を訪問したあと、タンクが落下した深浦町を訪れ、吉田町長と町議会の小野議長とも面会しました。
 この中で市川局長は、F16戦闘機の飛行再開への防衛省の認識について、「飛行の安全を確認した上で再開したと認識している。今後も事故の調査結果について確認していきたい」と述べました。
 その上で、タンクの落下で一部が壊れた道路脇の柵の修理費用などについては今後、防衛局で対応していくと述べました。
 これに対し、深浦町の吉田町長は「今回の件で不安だったのは投棄されたタンクが安全なのかどうかだ。いち早く伝えてくれれば対応がかなり変わった。安全性については住民にとっていちばん大切なので、今後もいち早く対応してほしい」と述べました。
 面会のあと市川局長は報道陣の取材に応じ、深浦町議会から提出された、町の上空をアメリカ軍機の飛行コースから外すことなどを求める要請書について「要請書は米軍側に意見を届けた。飛行については安全性の確認ができているので、飛行の中止を求めるものではないというのが防衛局としての意見だが、今後、どんな対応が必要か米軍側とやり取りしている」と話していました。
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