[2021_10_27_05]大間原発の周辺3町村 有事に備え避難道路の整備を要望(青森朝日放送2021年10月27日)
 
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大間原発の周辺3町村 有事に備え避難道路の整備を要望

 大間町に建設中の大間原発についてです。近隣3町村でつくる協議会が、防災避難道路の整備促進を青森県に要望しました。
 要望したのは、大間町と風間浦村、佐井村の3町村でつくる「大間原発三ヶ町村協議会」で、会長を務める大間町の野ア尚文町長が、三村知事に要望書を手渡しました。
 要望書では、大間原発に有事があった際、地域住民が安全に避難できる道路を確保する必要があるとしています。そのうえで、大間町からむつ市大畑地区までの国道279号のバイパスと、大間町から佐井村までの国道338号奥戸バイパスの早期着工などを求めています。
 現在、バイパスがない国道279号については、8月の大雨で、風間浦村を中心に土石流が発生し、一部区間が通行止めとなるなど、う回路がない問題が浮き彫りになりました。
 【大間原発三ヶ町村協議会会長 野ア尚文大間町長】
 「何回も災害が続いています。これが最後だと、これが良いきっかけと言えば言葉が足りないんですが、ぜひこの機会を無駄にしない、次にあっては困るという強い意気込みで進めてもらいたいなと思っています」
 協議会による要望は、2011年に始まり、今回で7回目です。
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