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原発「処理水」海洋放出12月メドにIAEAが安全性評価を開始
　経済産業省は福島第一原発で増え続ける「処理水」を海に放出することについて、IAEA・国際原子力機関の専門家評価団が12月をメドに来日し本格的に安全性の調査を開始することで合意したと発表しました。
　福島第一原発で増え続ける「処理水」について、政府は2年後をメドに海に放出することを決定しています。
　今週、IAEAの幹部が来日して福島第一原発を視察するなどしていましたが、12月をメドにIAEAの専門家評価団が来日し・放出される水の性状、・放出プロセスの安全性、・人と環境の保護に関する放射線影響について本格的な調査を開始することで合意したと発表しました。
　「処理水」を巡っては地元・福島県の関係者だけでなく、中国や韓国などでも懸念の声があがっていますが、IAEAの幹部は会見で「安全性を評価する国際的な専門家評価団の中には韓国や中国の専門家も含まれることになるだろう」と述べました。（09日17:03）