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柏崎刈羽原発で電源ケーブル焼く火事 漏電が原因の可能性か
　9月6日に柏崎刈羽原発の構内で電源ケーブルを焼いた火事について、東京電力は漏電が原因の可能性があると発表しました。
　9月9日に柏崎刈羽原発で開かれた記者会見。
　〈柏崎刈羽原発・石井武生所長〉「地域の皆さまに大変ご心配をおかけしました。お詫び申し上げたいと思います。」
　9月6日、柏崎刈羽原発3号機のタービン建屋で、空気を除湿する装置『IAドライヤー』の電源ケーブルが焼けました。外部に放射性物質が漏れるなどの影響は確認されていません。
　東京電力は『IAドライヤー』から電気が漏れた形跡があったとし、火事につながった可能性があると説明しました。再発防止のため、詳しく調査をすすめる方針です。
　また、東京電力には柏崎刈羽原発の核セキュリティー不備問題などをめぐり9月23日までに原子力規制委員会に報告書を提出するよう求められています。
　〈柏崎刈羽原発・石井武生所長〉「必要な確認とか聞き取り調査は終わっていて、鋭意作成中という段階だと思います。」
　原子力規制委員会は報告書の内容を確認した上で、検査を継続する予定です。