[2020_10_23_05]東北電力女川原発2号機再稼働 宮城県議会が容認で市民団体要望「知事は同意しないで」(KHB東日本放送2020年10月23日)
 
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東北電力女川原発2号機再稼働 宮城県議会が容認で市民団体要望「知事は同意しないで」

 東北電力女川原発2号機の再稼働をめぐっては、22日、宮城県議会が再稼働を容認する判断を示しました。
 23日は反対する団体や議員、それぞれが再稼働を止めようと要望活動を行いました。
 県庁を訪れたのは、県議会の9月定例会に再稼働に反対する請願を提出した市民団体の関係者約30人です。
 23日は再稼働に反対する県内53団体の共同提出として、村井知事が再稼働に同意しないよう求める要望書を県の担当者に手渡しました。
 要望では、避難計画の実効性を確保することを最優先にして拙速に判断せず、県民と意見交換し議論をさらに深めることなどを求めています。
 女川原発の再稼働を許さない!みやぎアクションの多々良哲世話人「もう一度しっかり県民の間で、あるいは議会において熟議を尽くしてから判断していただけるように村井知事に求めていきたい」
 そして、仙台市役所では、原発再稼働に反対する仙台市議会の女性議員6人が郡市長に要望書を手渡し、市町村長会議の場で仙台市として明確に反対の意向を示すよう求めました。
 これに対し、市長は「原発はいずれ卒業すべきもの」との認識を示しただけでした。
東日本放送
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