[2020_10_13_05]「新古里原発5・6号機が完成すれば、送電線が故障したとき全国的な停電発生の恐れ」(ハンギョレ新聞2020年10月13日)
 
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「新古里原発5・6号機が完成すれば、送電線が故障したとき全国的な停電発生の恐れ」

 韓国水力原子力(韓水原)が、2024年に新古里(シンゴリ)5・6号機が竣工した後、送電線に問題が生じた場合、近くに建てられた原発まで最大5基が同時に稼働が停止し、広域単位の停電につながる可能性があるという内部報告書を作成していたことが確認された。根本的に1カ所に複数の発電機を建設したため危険度を高めたという指摘が出ている。12日、ハンギョレが共に民主党のイ・ドンジュ議員から入手した韓水原の「新古里5・6号機竣工に備えた古里-セウル本部疎外電力系統建設基本計画」によると、韓水原は「新古里5・6号機竣工後、新古里3〜6号機765KV線路の二重故障が起きた際、古里本部につながる線路の送電容量超過で大規模な発電機脱落(6.2GW)および全国的な広域停電(5GW)発生の可能性がある」と分析した。このため送配電を担当する韓国電力は、事故が発生した場合に電圧が落ちるのを防ぐため、300億ウォンを投じて無効電力補償設備を設置すべきだと判断した。2011年9月、全国的な循環停電が発生した時の停電規模は1GWだった。
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