[2020_08_18_03]9年ぶりに使用済み核燃料を別号機に輸送 柏崎刈羽原発(UX新潟テレビ212020年8月18日)
 
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9年ぶりに使用済み核燃料を別号機に輸送 柏崎刈羽原発

 東京電力は18日、柏崎刈羽原発6号機に保管されている使用済み核燃料を3号機に移す、号機間輸送をしたと発表しました。
 現在、柏崎刈羽原発には管理容量の81%の使用済み核燃料が保管されています。特に東京電力が再稼働をめざす、6号機は93%、7号機は97%と高い数値になっていて、東京電力は8日までに6号機に保管されていた、使用済み核燃料38体を3号機へ輸送しました。柏崎刈羽原発内での号機間輸送は、およそ9年ぶりです。
 石井武生所長は、「ある一定の空き容量が無いと運転できないので再稼働に向けた移動。運搬上の安全性をしっかりと確認したうえで実行していきたい」と述べました。
 次の計画では、7号機の使用済み核燃料380体が、2号機に輸送される予定です。一方、柏崎刈羽原発全体の使用済み核燃料の容量は変わらず、今後は青森県の中間貯蔵施設などに運び出せるかが課題となります。
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