[2020_08_18_02]寿都町の「核のごみ」調査“9月判断”に鈴木直道知事「待った」 国にも苦言「ほほを札束でたたくやり方」(HTBニュース2020年8月18日)
 
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寿都町の「核のごみ」調査“9月判断”に鈴木直道知事「待った」 国にも苦言「ほほを札束でたたくやり方」

 原発から出る「核のゴミ」の最終処分場をめぐって揺れています。後志の寿都町が処分場を選ぶための調査へ応募するかどうか、来月にも判断するとしていることについて、鈴木直道北海道知事が待ったをかけました。
 鈴木知事「将来10万年に渡って影響を受けるかもしれない問題に対して、私は1カ月で判断するのは拙速ではないかと思う」
 寿都町が「核のゴミ」の最終処分場を選ぶための「文献調査」への応募について、来月にも判断するとしていることについて鈴木知事は慎重な検討を求めました。
 また、国に対しても…。
 鈴木知事「国のやり方はどうなのかと思う。(財政の厳しい自治体に)『最大20億円渡しますよ』と、ある意味では、ほほを札束でたたくやり方で『手を挙げるのはどうか』と求めていく」
 鈴木知事は「冷静な議論がしにくくなる」として、調査に応じた自治体に交付金を出す国の制度についても苦言を呈しました。
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