[2018_08_16_02]川内原発事故に備え 避難時間シミュレーション方針(MBC南日本放送2018年8月16日)
 
参照元
川内原発事故に備え 避難時間シミュレーション方針

 鹿児島県は16日、原子力問題の専門委員会を開き、川内原発で事故が発生した場合に原発から住民が車で避難するのにかかるシミュレーションの方針を示しました。
 シミュレーションは、川内原発から5キロ圏と30キロ圏の住民を対象にしたものです。5キロ圏が放射性物質の放出前に30キロ圏外に避難するのに対し、30キロ圏は屋内退避した上で、空間放射線量に応じて避難します。
 自家用車かバスを基本とし、30キロ圏の避難は、汚染検査や簡易除染などを経て、避難所に着くまでの時間を交通渋滞の時間などを加えて推計します。自家用車は1台あたり2人、バスは1台あたり30人と想定しています。
 県は、この避難時間シミュレーションを今年度中に策定することにしています。

KEY_WORD:SENDAI_: