倶多楽
 
倶多楽 手前から地獄谷・大湯沼・日和山 南側上空から 2011 年 7 月 19 日 気象庁撮影

 
[ 概要 ]
 
※以下は気象庁からの引用です。
 倶多楽火山は玄武岩〜安山岩質(SiO2量は50.0〜75.1 wt.%)の成層火山体。約8〜4.5万年前までの期間に複数の火口で火砕流を伴う大規模な噴火が繰り返され、約4万年前までの活動により直径3kmの円形のカルデラを生じた。
 登別火山は倶多楽火山の西麓にある後カルデラ火山。地獄谷・大湯沼は水蒸気噴火による爆裂火口群。日和山はデイサイトの溶岩ドーム。日和山や爆裂火口内では噴気・熱水活動が続いている。

 
[ リンク集 ]
 
当火山から160km圏内の原発 [ 泊原発 ]
当火山から160km圏内の原発 [ 大間原発 ]
当火山から160km圏内の原発 [ 東通原発 ]
Wikipedia(倶多楽湖)
倶多楽 - 気象庁
日本活火山総覧(第4版)Web掲載版 倶多楽 (PDF) - 気象庁
日本の火山 倶多楽・登別火山群 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
国土地理院地図 倶多楽

 
[ 概要2 ]
 
・以下は「日本の火山噴火」(※)からの引用です。
 
 倶多楽火山は北海道・登別温泉の東、約2kmのところにあり、観光客を集める倶多楽湖は円形のカルデラに水が溜まったものだ。火山活動は高い状態で、登別温泉に近いこともあり、噴火のことを頭にとどめておくベきだろう。
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 気象庁の常時観測火山、倶多楽。倶多楽火山ともいう。北海道・登別温泉の東、約2kmのところにある。
 観光客を集めている倶多楽湖は、倶多楽火山の一部である円い湖で、流入も流出する川もない。直径約3kmの円形のカルデラに水が溜まったものだ。水がきれいで透明度が高いので知られている。
 湖の標高は258mで、その周囲は標高500mほどの外輪山に囲まれていて、最高地点は窟太郎山の549mである。倶多楽湖は支笏洞爺国立公園に属している。
 2015年10月に噴火警戒レベルが導入され、以後、噴火警戒レベル1が続いている。(後略)
 
※「日本の火山噴火」(島村英紀著:秀和システム:2017年4月1日)
記事終了