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東京電力が柏崎刈羽原発(新潟県)の免震重要棟の耐震性不足を把握していながら審査の場で事実と異なる説明を続けていた問題で、柏崎市の桜井雅浩市長は二十三日、「再稼働を認めないという立場に考えが変わる可能性もある」と話した。桜井市長はこれまで、原発再稼働について条件付き容認の立場だった。 免震重要棟の問題を巡り、東電新潟本社の木村公一代表らと柏崎市で会談後、報道陣に述べた。木村代表らは会談で「社内でマネジメントが欠如していた」などと説明したのに対し、桜井市長は「非常に遺憾で残念。原発を今まで支えようとしてきた人たちも裏切ることだ」と不快感を示した。 桜井市長は当初、再稼働について「安心の部分がどう醸成されるかが深く関わっている」などと述べ、条件付きで容認の姿勢を示していたが、免震重要棟の問題が浮上したことを受けて今月十五日、「より一層厳しい条件を付けざるを得ない」と語っていた。 木村代表らは刈羽村の品田宏夫村長も訪問。品田村長は木村代表に、今後とも説明を十分に尽くすよう求めた。 柏崎刈羽原発を巡っては、新潟県の米山隆一知事も再稼働に慎重な姿勢を示している。 |
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