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免震棟問題、東電に厳しい声 柏崎原発・地域の会で副所長が謝罪

 東京電力柏崎刈羽原発の安全性について地域住民が議論する「原発の透明性を確保する地域の会」の定例会が1日、柏崎市で開かれ、須永隆俊副所長が同原発の免震重要棟の耐震性不足を巡る問題について、「地域の皆さまにご心配を掛け、申し訳ありません」と謝罪した。原発推進・反対両派の委員からは「地元住民として失望した」など、厳しい意見が相次いだ。
 須永副所長は、東電が7パターン全ての基準地震動(耐震設計の目安となる地震の揺れ)に免震重要棟が耐えられないことを2014年に把握しておきながら、ことし2月まで原子力規制委員会に報告しなかった経緯などを説明した。
 原発に反対する委員からは「14年に全ての揺れに耐えられないことが分かっているのに公表しないことが問題」「東電は平気で間違った報告書を出す会社だということがあらためて分かった」などの声が上がったほか、推進する委員からも「(情報を)隠したことから始まり、東電はお粗末だ」「原発推進の立場の人こそ落胆している」との意見が出た。

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