[2018_12_08_03]◆活動報告:原発裁判◆ 六ヶ所村核燃料サイクル訴訟 裁判の進行状況 再処理工場・高レベル放射性廃棄物貯蔵施設:青森地裁(伊東良徳のサイト2018年12月8日)
 
参照元
◆活動報告:原発裁判◆ 六ヶ所村核燃料サイクル訴訟 裁判の進行状況 再処理工場・高レベル放射性廃棄物貯蔵施設:青森地裁

(前略)
 2018年12月7日の第104回口頭弁論では、現在の規制基準が設計基準上想定すべき事象から故意によるもの(テロ等)を除外していることや、「可搬型」の設備による対処に依存していること、航空機落下事故の確率評価に際して軍用機の墜落確率を基地からの遠近を無視して全国一律に墜落すると仮定することで三沢基地近傍にある本件再処理工場への落下確率を不合理に低く評価することになることなどの不合理性を指摘する準備書面を陳述しました。また、再処理工場直下を走ると考えられる「六ヶ所断層」(規制委員会側はその存在を否定)の露頭の検証申請をめぐり、検証の必要性がないとする規制委員会側の意見書に対する反論を述べました。かつて低レベル廃棄物処分場の裁判では、敷地内の断層について、国側も検証を申し立て、すんなりと検証が実現したのに、規制委員会は徹底的に反対しています。規制委員会は、以前のエネ庁や保安院よりも悪辣な訴訟対応をしているように見えます。
(後略)

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