[2014_03_24_01]福島原発汚染水 浄化完了一層困難に ALPS本格運転厳しく(東奥日報2014年3月24日)
 
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 敷地内の汚染水を来年3月までに浄化するとの目標は、昨年9月に安倍晋三首相が第1原発を視察した際に、東電の広瀬直己社長が表明した。達成には汚染水を1日当たり1960トン処理しなければならない計算で、ハードルは極めて高い。
 試運転中のALPSは3系統がフルに運転すると1日で約750トンを処理できるとされ、東電は同規模の設備を増設する方針。さらに国の補助を受けて整備する「高性能ALPS」も導入、今年10月以降、計3設備で処理量を増やす計画だ。
KEY_WORD:FUKU1_:福島第1原発:東京電力:安倍晋三首相:広瀬直己社長:尾野昌之原子力本部長代理