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女川原子力発電所の状況について（平成24[2012]年6月分）
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　当社は、女川原子力発電所1号機 （平成23[2011]年9月10日から第20回定期検査中） 、2号機 （平成22[2010]年11月6日から第11回定期検査中） 、3号機 （平成23[2011]年9月10日から第7回定期検査中） の平成24[2012]年6月分の定期検査および東北地方太平洋沖地震後の設備点検等の状況について、本日、宮城県、女川町ならびに石巻市に報告いたしました。
　女川原子力発電所は、1号機および3号機が通常運転中、2号機が原子炉起動中のところ、平成23[2011]年3月11日14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震により、全号機の原子炉が自動停止しました。

（平成23[2011]年3月11日お知らせ済み）

　女川原子力発電所の全号機は、安定した状態で安全に停止しており、現在、設備の点検、復旧作業等を進めております。

　トラブルに該当する事象としては、1号機の原子炉建屋5階に設置している原子炉建屋天井クレーンについて、異音が確認されたことから原因調査を実施したところ、走行部の軸受が損傷している事象がありました。

（平成24[2012]年6月7日お知らせ済み）

　トラブルに該当しない軽度な事象として、3号機におけるチャンネルボックス上部の一部欠損の1件の事象がありました。

　また、地震および津波による女川原子力発電所の主要設備への軽微な被害の対応として、今回、新たに4件（「1号機制御棒駆動系ハウジング支持金具サポートバーのずれ」等）が復旧し、これまで計61件のうち51件の対応が完了しております。

　今回の報告の概要については、別紙のとおりです。

以上

（別紙）女川原子力発電所の状況（平成24[2012]年6月分）（PDFファイル/427KB）

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