[2024_08_05_19]基準地震動を超える加速度が観測された発電所(大阪公立大学_石渡明(原子力規制委員会委員)_講演2024年8月5日)
 
参照元
基準地震動を超える加速度が観測された発電所

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※以下は編集者の注である。
(1)女川原発で1度目の基準地震動を超える加速度を観測
  河北新報2005年8月17日 によると
 東北電力は17日、「8・16宮城地震」で自動停止した女川原発(宮城県女川町、石巻市)で揺れの指標となる加速度が最大で251.2ガルを記録、過去の地震から想定した「設計用最強地震動」の250ガルを超えたことから、同原発の保安規定に基づいて原子炉格納容器や非常用炉心冷却系統などの健全性の確認作業を行う、と発表した。一定期間が必要になるため、1―3号機の運転再開が当面見送られる見通しになった。
 251.2ガルは1号機の原子炉建屋の地下2階で測定された。2003年5月の三陸南地震で観測した225ガルを上回り、同原発では過去最大となった。設計用最強地震動を超えたことについて、原子力・安全保安院は「国内の原発では初めての可能性がある」と話している。

(2)女川原発で2度目の基準地震動を超える加速度を観測
 東北電力のHPに 「東北地方太平洋沖地震に伴う女川原子力発電所における地震観測記録の分析および津波の調査結果について」 がある。

(3)女川原発で3度目の基準地震動を超える加速度を観測
  「女川原発 余震でも想定超す揺れ 保安院 耐震性など影響分析」 (中日新聞2011年4月14日)

※1:当記事は PDFファイル の22ページ目にある。
※2:講演の紹介文は以下の通り
 大阪公立大学大学院理学研究科地球学専攻 2024年度特別講演会
 2024.08.05.15:00-16:30
 中百舌鳥キャンパス・サイエンスホール
 原子力規制人材育成事業 東京都市大学令和2年度採択「地震・津波・火山の継続的人材育成を目指した体験重視プログラム」の一環
※3:講演タイトル
 自然ハザードに対する日本の最近の原子力規制、再審査及びバックフィット
※4:講演者
 石渡明(原子力規制委員会委員)
KEY_WORD:石渡明氏_講演_: