【記事25490】止めてなお残る危険 東海地震の震源域中央 使用済み 地震大国(福井新聞2011年7月4日)
 

※以下は上記本文中から重要と思われるヶ所を抜粋し、テキスト化したものである

 浜岡原発は将来予想される東海地震の想定震源域のほぼ中央に立地し「世界一危険な原発」と呼ばれてきた。中部電力は安全性を強調するが、政府が「特別なケース」として全面停止を要請したため、あらためて問題点が浮き彫りとなった。
 東海地震は駿河湾西部から遠州灘東部の海溝を震源域とし、100〜150年の周期で発生するマグニチュード(M)8以上、震度6強の大型地震。安政東海地震(1854年)から150年以上経過し、いつ起きてもおかしくない状態。直下型のため、沖合が震源だった東日本大震災より被害規模が大きく、津波が数分程度で襲来し避難も難しいとされる。
 「浜岡原発の危険性は格段に高い」。元地震予知連絡会長の茂木清夫東大名誉教授が話す。文部科学省地震調査研究推進本部によると、30年以内に東海地震が発生する被災確率は87%と突出している。福島第1原発でさえ0.0〜0.8%だ。(後略)

KEY_WORD:中部電力:安政東海地震1854:東日本大震災:元地震予知連絡会会長の茂木清夫東大名誉教授:文部科学省地震調査研究推進本部:細野豪志原発事故担当相:原子力資料情報室アドバイザーで浜岡の設計に携わった後藤政志さん:冷温停止:水素爆発:防潮堤:廃炉: