【記事41810】7300人避難、千人けが 熊本地震 活断層18キロが横ずれ(東奥日報2016年4月16日)
 

※以下は上記本文中から重要と思われるヶ所を抜粋し、テキスト化したものである

 熊本県益城町で最大震度7を観測した地震で、県は15日、建物の倒壊などによるけが人が約千人に上ったと発表した。うち重傷は53人となっている。死者は9人。体に感じる余震は15日午後9時現在で147回。14日夜より頻度は減ったものの断続的に続いている。政府の地震調査委員会は活断層の「日奈久断層帯」の北側の区間が横ずれして発生した可能性が高いとし、国土地理院も地下の断層が長さ18キロ、幅10キロにわたり60センチずれたとの解析結果を発表した。
 地震調査委員会の委員長の平田直東大教授は「典型的な内陸地震。浅いところで起きて直上の地点が強く揺れた」と説明し、阪神大震災と同タイプの直下型地震との認識を示した。東大地震研究所も、揺れの周期は木造家屋に大きな被害をもたらす特徴があり、共通点があると指摘した。(後略)

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