【記事46620】原発揺れ想定の計算 規制委に異議 地震調査委側「過小評価」指摘 旧方式見直しを(毎日新聞2016年8月30日)
 

※以下は上記本文中から重要と思われるヶ所を抜粋し、テキスト化したものである

 原発の耐震設計の根幹となる基準地震動(想定する最大の揺れ)について、政府の地震調査委員会が「地震の規模や揺れを小さく見積もる恐れがある」として使用を避けた計算方式を、原子力規制委員会や電力会社などが使い続けていることが分かった。調査委は2009年に改良した新方式を採用している。規制委は「(現行の方式を)見直す必要はない」と主張するが、調査委の専門家は「規制委の判断は誤りだ」と批判し、規制委に疑問符を突き付けた格好だ。【高木昭午】(後略)

KEY_WORD:基準地震動(想定する最大の揺れ):政府の地震調査委員会:計算方式:原子力規制委員会:電力会社:規制委の前委員長代理の島崎邦彦氏:大飯原発:過小評価:強振動評価部会の纐纈一起部会長(東京大地震研究所教授):「起こり得る最強の揺れ」:「平均」:藤原広行・防災科学技術研究所社会防災システム研究領域長:関西電力高浜原発の運転停止を命じた福井地裁:「基準地震動は理論的にも倍頼性を失っている」: