[2023_01_31_07]大石光伸・原告団共同代表の談話(2023年1月25日)(東海第2原発差止訴訟団2023年1月31日)
 
参照元
大石光伸・原告団共同代表の談話(2023年1月25日)

 1月25日、東京高裁から、「この事件の担当部署を民事21部から別の部署に変更する」旨が伝えられました。そのため、1月31日の第1回口頭弁論期日及びその後の報告集会は延期となりました。原告・賛同人の方々、参集されないようによろしくお願いします。延期期日は未定です。
 永谷典雄裁判長が長く法務省で国側の訴訟を指揮監督しており、東海第二原発の水戸地裁でも国側主張に関与していた事実から、「片方の監督が審判になるようなもの。これでは公正中立な裁判が保障されない」として、昨年末、自ら担当を降りるよう要請・勧告(「回避勧告書」を提出)し、1月22日、東京で開催した決起集会でも自ら降りない場合は1月31日の口頭弁論の場で「裁判長忌避申立」を行う事を発表しました。
 その結果、本日=1月25日に、弁護団にたいし裁判所より「諸般の理由により、この事件の担当部署を変更する」旨が伝えられました。「裁判長が忌避理由を認めて担当を降りるということを回避するために、表向き、この事件を別の部に移すという形をとった」ということのようです。
 しかし、今回の裁判所の判断はささやかなものですが、私たちの勝利と言えると思います。これからも闘いは続きます。
KEY_WORD:東海第2_裁判長に辞退要請_:TOUKAI_GEN2_: