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再処理工場完工 未定で計画申請／原燃、規制委に
　日本原燃は6日、六ケ所再処理工場（青森県六ケ所村）の完工時期を「未定」として延期する工事計画の変更を原子力規制委員会に届け出た。未定の届け出は2013年に続き2度目。海外返還の高レベル放射性廃棄物を一時保管する貯蔵管理センターについても「未定」と申請した。両施設とも本年度上期の完工を目指していた。
　原燃は先月7日、再処理工場の26回目の完工延期を発表。新規制基準に適合させるための追加工事に必要な詳細設計「設計・工事計画の認可」（設工認）審査に時間を要しており、進捗（しんちょく）が見通せないとして、新たな完工目標は示さなかった。増田尚宏社長は新目標について、11月に申請する最終の設工認の状況を見極めた上で判断し、年内に公表することを明らかにしている。