[2007_08_20_01]能登半島地震を踏まえた志賀原子力発電所の耐震安全性確認について(修正) (北陸電力2007年8月20日)
 
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※4ページ目の「1.はじめに」の部分のテキストイメージを以下に示す。

能登半島地震を踏まえた志賀原子力発電所の耐震安全性確認について(修正)

平成19年8月20日
北陸電力株式会社

1. はじめに
 平成 19 年 3 月 25 日に能登半島地震が発生し,志賀町で震度 6 弱を記録しました。志賀原子力発電所 1,2 号機は,ともに点検等のため停止中でした。
 地震発生後,直ちに保安規定に基づいて,各施設の巡視・点検を実施するとともに,原子炉施設の作動試験等を順次実施してきました。
 また,志賀原子力発電所敷地地盤における地震観測記録の分析,並びに安全上重要な設備が多く配置されている原子炉建屋および同建屋内に設置された安全上重要な機器・配管を対象に,原子炉建屋内での観測記録を基に耐震健全性の確認を実施しました。
 さらに,1,2号機タービン建屋内および海水熱交換器建屋内の安全上重要な機器・配管,並びに排気筒についても,敷地地盤における地震観測記録から解析的に求めた解放基盤表面での地震動を基に耐震健全性の確認を実施しました。
 加えて,今回の地震では長周期側の一部の周期帯で基準地震動S2を上回ったことから,念のため長周期側で今回の地震動を上回る地震動を想定し,長周期側に固有周期を持つ主要施設である原子炉補機冷却水系配管および排気筒について,耐震安全余裕を有していることを確認いたしましたので,その結果もあわせて以下に報告いたします。
 なお,本報告は,上記確認内容をとりまとめた「能登半島地震を踏まえた志賀原子力発電所の耐震安全性確認について(報告) 平成 19年4月19日」および「能登半島地震を踏まえた志賀原子力発電所の耐震安全性確認について(追加報告) 平成 19年6月1日」を,総合資源エネルギー調査会 原子力安全・保安部会 耐震・構造設計小委員会ワーキンググループ(地震・津波WG,地質・地盤WG,構造WG)での審議等を踏まえ,誤記を含め一部修正の上,再構成したものです。

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