[2022_04_19_02]立地自治体と同様の安全協定の締結は認めず 中国電力が出雲市などに回答(日本海テレビ2022年4月19日)
 
参照元
立地自治体と同様の安全協定の締結は認めず 中国電力が出雲市などに回答

 島根原発2号機の再稼働を巡り、立地自治体と同様の安全協定の締結を求めていた出雲市など周辺自治体に対し、中国電力は、4月19日“安全協定の締結は認めない”と回答した。
 原発再稼働を容認した出雲市、雲南市、安来市は、付帯意見として立地自治体と同様の安全協定の締結などを中国電力に要望していた。
 そして、4月19日、中国電力の北野立夫島根原子力本部長らが出雲市と雲南市を訪れ、各市長に回答書を提出。
 中国電力の回答では、3市が求めていた安全協定の締結について認めず、「これまで通り立地自治体と同様の対応を行う」に留めた。
 出雲市 飯塚俊之市長:「締結を結べなかったことは求めていたことと違う。引き続き立地自治体と同様な安全協定を締結することを求める。」
 3市はこのほか、住民の安全確保についても要望していたが、中国電力は「これまでの不適切事案の反省を踏まえ、万全の管理と安全教育の徹底を図る」などと回答している。
KEY_WORD:SHIMANE_: