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川内原発運転延長に不安の声相次ぐ 鹿児島県が住民説明会
　原則40年とされた運転期間の最長20年の延長に向けて、原子力規制委員会が審査を進める九州電力川内原発（鹿児島県薩摩川内市）について、県は14日夜、独自に実施した安全性の検証に関する住民説明会を同市で開いた。九電が規制委への延長申請を前に行った特別点検を「適正」とした検証結果を報告。住民は、老朽原発を稼働し続けることへの不安の声を上げた。
　検証は、識者でつくる県原子力専門委員会と、同委の下部組織に当たる分科会が実施し、5月に結果の報告書を取りまとめた。
　説明会は、検証結果が出たことに伴う開催で、住民約130人が参加。分科会の釜江克宏座長は、特別点検の方法を九電から聴取したとした上で「一定の安全性は確認できた」と述べ、検証は妥当との見解を強調した。
　これに対し、延長反対派とみられる住民から、... （後略）