[2023_12_09_02]エネ安保推進へ 米企業と覚書 原燃(東奥日報2023年12月9日)
 
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エネ安保推進へ 米企業と覚書 原燃

 日本原燃は8日、米国のセントラスエナジーと、エネルギー安全保障の推進や核燃料サプライチェーン(供給網)の強靭化に向けた覚書に署名したと発表した。「ウラン濃縮市場の選択肢と機会を模索する」としている。
 原燃によると、日米原子力協定で認められていない技術移転を除く分野で、協力に向けた協議を始めるという。4月の先進7カ国(G7)気候・エネルギー・環境相会合で、ロシアのウクライナ侵攻を念頭にエネルギー安全保障を重視する共同声明が採択されたことを受け、両社が民間レベルの協力を検討してきた。
 原燃は8月、ウラン濃縮工場の生産運転を再開した。セントラス社も濃縮事業を手がけている。 (新村菜穂)
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