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[2025_01_30_04]ウラン濃縮工場廃水漏えい 機器交換30年以上なし 原燃、1・8万点の管理見直し(東奥日報2025年1月30日) | ![]() |
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04:00 日本原燃は29日、ウランラブルが続く。増田尚宏社長は29日の定例記者会見で「総ざらいする」と述べ、1万8千ある機器全ての管理方法を見直す考えを示した。 20日、ウラン濃縮工場の除染室(放射線管理区域内)で、濃縮ウランを入れた容器を洗浄した廃水4ミリリットルが漏れた。検出された放射性物質は保安規定の基準の最大41倍に当たる。 漏えいが起きたのは、廃水配管と接続する塩化ビニール製の異物ろ過機器。増田社長によると、管理区域内には同様の機器が11カ所あり、いずれも工場が完成した1991年から分解点検や交換はなし。目視では点検してきたが、「外観点検だけでは足りなかったと反省している」と述べた。 増田社長は昨年11月、天然ゴム弁の経年劣化が原因で低レベル放射性廃液約1.5リットルが漏えいしたトラブルを受け、工場完成から未交換の部品が約360点あると公表。ただ、新たに漏えいした異物ろ過機器は含まれていなかった。 また、使用済み核燃料再処理工場(同)では2006年に始まったアクティブ試験を最後に、最長約19年、作動していない機器もある。増田社長は「(工場を)動かしたら動きませんでした、というのは避けないといけない」と強調。工場完成や操業の前に、各機器の働作確認を実施する意向を示し、「今年の早いうちには考え方をまとめる」と述べた。 (佐々木大輔) |
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KEY_WORD:ウラン濃縮-360部品-30年未交換_:ROKKA_:ROK_URAN_: | ![]() |
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