[2025_03_25_06]24年に操業の「使用済み核燃料の中間貯蔵施設」 青森県・宮下宗一郎知事が来年度の核燃料搬入を事実上容認も「毎年の判断は必ず必要」 事業を実施できないと判断の時は対策講じる考え(青森テレビ2025年3月25日)
 
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24年に操業の「使用済み核燃料の中間貯蔵施設」 青森県・宮下宗一郎知事が来年度の核燃料搬入を事実上容認も「毎年の判断は必ず必要」 事業を実施できないと判断の時は対策講じる考え

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 青森県むつ市で2024年に操業した「使用済み核燃料の中間貯蔵施設」について、宮下知事は来年度も事業が実施できる環境があることを確かめたとし、事実上、核燃料の搬入を容認することを表明しました。

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 宮下知事は、むつ市で2024年11月に操業した、原発の敷地外では国内初の使用済み核燃料の中間貯蔵施設に関して25日、県庁で会見を開きました。
 事業者のRFSは来年度、138の燃料体を中間貯蔵施設に搬入することを計画しています。
 これを受け、県は国の核燃料サイクル政策や保管期間が終わった燃料の搬出先である六ヶ所再処理工場の完成見通しなどを確かめました。
 その結果、宮下知事は来年度も中間貯蔵施設は事業ができる環境にあるとして、事実上、核燃料の搬入を容認する考えを表明しました。

 青森県 宮下宗一郎 知事

 「(使用済み核燃料を)なし崩しで運び込まれる関係を作ってはいけないというのが私たちの立場。毎年、搬出先の六ヶ所再処理工場の工程がどうなっているか、稼働の実績がどうなのか。安全対策はみんなでやるのが前提となっている事業なので、毎年の判断は必ず必要」
 宮下知事は毎年、翌年度の核燃料の搬入計画を確認して事業を実施できる環境にないと判断した時は、搬入を止めるなど様々な対策を講じる考えを示しています。
 青森テレビ
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