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[2025_05_19_08]引火性試薬 2.5リットル漏えい(東奥日報2025年5月19日) | ![]() |
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参照元
04:00 日本原燃は18日、使用済み核燃料再処理工場(六ヶ所村)の精製建屋内(放射線管理区域)で、引火性のある試薬「ノルマルドデカン」約2・5リットルが漏えいしたと発表した。漏れ出た分は全て同日中に回収済み。放射性物質ではなく、外部への影響はないという。 原燃によると漏えいは18日午前10時15分ごろ、巡視中の当直員が目視で確認。引火の恐れがある危険物のため119番通報し、地元消防が出動した。県や村は、トラブルのうち重要性が最も高い「A情報」として原燃から連絡を受け、職員を現地に派遣した。 ノルマルドデカンは、ウラン溶液やプルトニウム溶液から、別の核物質を除去する「リン酸トリプチル」溶液を希釈するための試薬。約200リットル入っていたタンク上部の試料採取部から漏れ、室内の堰などにたまった。同日午前3時10分からタンクの液量が低下していたのが確認された。 これまで採取部を使って試薬を取り出したことはないという。原燃は漏れ出た原因を調べている。(佐々木大輔、赤田和俊) |
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