[2016_06_17_02]函館で震度6弱 M5.3 大間、風間浦は震度4(東奥日報2016年6月17日)
 
 16日午後2時21分ごろ、北海道函館市川汲町で震度6弱の地震があった。同市泊町では5弱、北海道から東北にかけての広い範囲で1〜4を観測した。気象庁によると、震源地は北海道・渡島半島東側の内浦湾で、震源の深さは約11キロ。地震の規模はマクニチュード(M)「5・3と推定される。津波はなかった。
 北海道や北海道警によると、大きな被害の情報はな 気象庁は記者会見で「当面の間、同程度の地震が発生する恐れがある」として警戒を求めた。札幌管区気象台によると、北海道で震度6弱以上の揺れを観測したのは、2003年の十勝沖地震以来。函館市ではその後も震度1〜3の揺れが続いた。
 道警などによると、函館市川汲町の特別養護老人ホ一ムで82歳の女性が地震で落ちた送風パネルが頭に当たり、軽傷を負った。
 渡島半島周辺は地震が続発する傾向があるといい、津軽海峡では1978年10月〜80年12月、M4クラスが6回、M3クラスが32回起きた。
 政府は首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置した。
 各地の震度は次の通り。
 震度6弱=函館川汲(北海道)▽震度5弱=函館泊(北海道)▽震度4=函館島札部、函館新浜、函館日ノ浜、七飯本町、鹿部(北海道)大間、風間浦▽震度3=函館(北海道)東通▽震度2=室蘭、登別、森(北海道)青森、五所川原、むつ、五戸▽震度1=小樽、千歳、松前、江差、奥尻、倶知安、岩内、浦河(北海道)弘前、八戸、深浦、大鰐、六ヶ所など
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