[2015_10_19_01]「原発・核燃撤退を」 青森で市民団体集会 (東奥日報2015年10月19日)
 
 市民団体「原発問題住民運動全国連絡センター」は18日、「原発再稼働STOP!全国交流集会in青森」を青森市のリンクステーションホール青森で開いた。
 集会には県内外から約240人が参加した。立石雅昭・新潟大学名誉教授(地質学)が「下北半島の原発・核燃施設の耐震安全性」と題して講演し、大間原発の北側海域に海底活断層が存在するとした中田高・広島大学名誉教授(変動地形学)の見解を紹介。事業者の電源開発は海底活断層の存在を否定していることから、「研究者と住民団体が共同で現地調査を行い、地形の形成過程を検証するベきだ」と提案した。
 この後、参加者たちは「国民との対話・議論を通じて原発・核燃からの撤退を目指そう」との集会アピールを採択した。(阿部泰起)
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