[2022_01_17_02]女川原発事故想定し 感染拡大での対応確認(東北放送2022年1月17日)
 
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女川原発事故想定し 感染拡大での対応確認

 女川原発の原子力防災訓練が、2月に行われるのを前に、17日宮城県涌谷町などで事前演習が行われました。このなかでは、避難車両の放射線量の測定や感染症が拡大するなかでの対応を確認しました。
 宮城県涌谷町の涌谷スタジアムでの事前演習は、女川原発で重大事故が発生したことを想定して行われ、県と東北電力などから約100人が参加しました。参加した人は、避難車両の放射線量の測定や内部被ばくを抑える安定ヨウ素剤を配布する手順を確認しました。また、感染症が流行していることを想定し、感染の疑いがある住民の放射線量の測定は専用のテントで行われました。
 17日は、美里町で16の市町村が参加して、住民に避難所を割り当てる手順を確認する訓練も行われました。女川原発で重大事故が発生した場合、30キロ圏内の住民約20万人が避難対象となります。国の原子力防災訓練は、2月上旬から中旬に行われる予定です。
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